旅館に無理を言って事務所のLanを使わせてもらいました。まず第一に車で南港へ向かったものですから、WTCの近くの駐車場に行きました。そして大阪のドバイを実感しました。経営破たんをしたWTC、WTAの凄さにたまげました。これでは経営破たんするはずです。港に着きました。サンフラワは予想外に大きいです。でももう少し綺麗にしたら?と思います。乗船するとデッキの手すりはペンキがはげています。
さて乗船です。とても気楽です。ドレスコードがないとはこれほど気楽なことでしょうか?添乗員はいますが、乗船時に必要な説明をして、あとは下船した後、バスに集まれとのことで、船内では全く会うこともありません。これでいいと思います。
添乗員に感謝することは「食事はブッフェですか」と聞いたら「ええ。でもねえ。期待しないでください」と言われたことです。そして食事です。でも品数豊富で結構味も良い。このようなことを書いていいかわかりませんが、みえこさんは「アムステルダム」の最初の夕食のパエリアよりよほど美味しいといいます。私もあの時のハンバーグステーキはガストの方が美味しかった。
期待値が低いと期待値を上回った時には満足感が得られることがわかりました。添乗員さんに感謝です。朝食もついこの間宿泊した一流ホテルの2200円のバイキングと比較して、1000円で健闘していると思いました。それから運転手さんとおぼしき人のただごとではない食欲です。私たちの四倍は食べているでしょうか。新鮮な発見でした。クルーズでは年配の人ばかりでこのような凄まじい食欲には出会いませんものね。
さてフェリーはやはり輸送手段です。クルーズと比較してはいけないと思います。飛行機や新幹線と比較すべきでしょう。フェリーは夜間運航で移動するようになっていますが、時間がかかるぶんだけ夜間睡眠時間を使って移動すると考えれば快適なのではないでしょうか。
フェリーのイメージで私がもっているのが、大部屋です。この写真はなんだか懐かしい思いをかきたてました。でも残念ながら乗客がとても少なかったです。経営が成り立つのでしょうか、100名程度です。もっと環境保護のためにフェリーを活用してもらいたいなと痛切に思いました。
さてフェリーが単なる輸送手段であるとすれば、本日はメインイベントの観光です。45名定員のバスに20名のゆったりでバスガイドは喋り続けています。鵜戸神社に青島神社と二箇所のこれまたゆったり観光でした。そして宿舎へは午後4時ころまでにつく余裕です。途中の昼食は格安沖縄旅行では辟易しましたが、今回はリゾートホテルの中華料理で味も結構なものでした。
上質な旅とは何だろうとふと思いました。観光地は上質であろとなかろうと、自然は自然です。そこに至る道中をいかに快適にするのかが上質の上質たるゆえんなのだろうか。また食事はその中で大きな要素となるのだろうか?クルーズの定義は船で楽しむことだったよな。今回の旅は夜が静かだなあ。エンタテイメントが完全に欠落している。やっぱりクルーズか??オイオイ何をしにきたのか。旅を楽しみにきたのではないのか?クルーズのことが頭から離れない私が滑稽です。
参加者の年齢層は高く、夕食は和室で、座るのが困る人が20名中5名もいます。添乗員さんに聞きますと、何もかもおまかせスタイルの旅は、この旅行にかぎらず、年配者が圧倒的で、若い人はほとんど見当たらないとのことです。ならばこのような人々はクルーズの潜在顧客ではないか?そう思って観察することにしました。もし彼らをクルーズに誘うことができたなら人口が増加するのではないかと。
旅館につきました。旅館に宿泊するなんて何年ぶりか、記憶が全くありません。窓から外を眺めると緑と清流にかこまれています。とても良い旅館です。皆さん温泉につかって、浴衣にドテラ姿でくつろいでいます。浴衣を着用していないのは私たち夫婦のほかにわずか一名でした。私自身ドレスコードのない旅行の束縛感のなさにホットしていましたから、このようなお任せ旅行の人々がクルーズの潜在顧客になりうるのか、とても疑問に思いました。むしろ答えは誠に否定的でした。むしろ若い人か海外旅行ファンを誘導すべきか。今度は海外陸上旅行に行ってみようか。
お待ちかねの夕食です。とてもシステムが良くできています、座席配置を見てください。20名が一室で食事なのに、申し込みペア単位の食膳配置です。参加者全体が交流する必要のないための配慮です。日本人の場合、この座席で横の夫婦に話しかける人はいませんよね。クルーズの乗客のかもし出す雰囲気はここでは皆無です。夕食はとても美味なものでした。特に黒豚のシャブシャブは私にとって大きな満足でした。にっぽん丸の食事顔負けです。食事は大切な要素ですね。それに日本人の好きな温泉。これが年配の日本人の楽しみかたでしょうか。